全国初「老犬ホーム」の団体設立へ 年老いたペットを介護 ずさんな業者の参入も問題に

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2/1(木) 10:09配信

西日本新聞

 年老いたペットの犬を預かって介護したり、最期をみとったりする「老犬ホーム」を運営する九州などの事業者が今月、一般社団法人「老犬ホーム協会」を設立する。高齢の飼い主が老犬を介護する「老老介護」の増加などで施設が増える一方、管理がずさんな業者の参入も相次ぐ。事業者による団体は全国初で、独自の飼育基準などを定め、会員施設の質を担保する。

 環境省によると、老犬ホームは2013年の全国20施設から17年4月時点は118施設に増加。未登録の施設もあり、さらに増えているとみられる。

 一方で統一の運営指針などはなく、国民生活センターには「預けて1週間で犬が死んだのに料金を全額要求された」「100万円以上払ったが、劣悪な環境で飼育している」などの相談が寄せられている。九州の事業者によると、狭い部屋に飼育ケージを詰め込んだり、空調や防音設備がなかったりする施設も散見されるという。

設立には6事業者が参加

 協会は、会員施設に1匹当たりの飼育空間の基準を定め、基準に沿った施設整備や人員の確保を義務付ける。老犬に関する相談の受け付けや、自治体などとの連携、災害時のペットの預かり機能を会員施設で担うことも検討する。

 設立には福岡や佐賀、熊本など6都府県の6事業者が参加。6日に設立総会を開く。代表理事には熊本県菊池市で「老犬ホーム トップ」を営む緒方心さん(41)が就き、事務局も同施設に置く。

 緒方さんは「高齢の犬は引き取り手が見つかりにくい。弱い立場のペットを守り、安心できる受け皿を増やしたい」と意気込んでいる。

=2018/02/01付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

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このページは、petsougi-newsが2018年2月 7日 09:44に書いたブログ記事です。

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