現在、国(環境省)は、動物愛護管理法改正の最終段階を迎えています。
ペット霊園(動物の死体火葬埋葬業)を改正法の中で監理監督すべきかどうかの議論も行われましたが、残念ながら今回の改正では見送りとなりそうです。
同時に、今回の議論の中でペット霊園は動物愛護管理法以外の法律で規制すべきではないかとの意見も多くあったようです。
このような状況下において、ペット霊園業界内にも新法制定に向けた動きが出てきました。
福井県鯖江市の
『どうぶつセレモニーおおぞら』の坂川逸海氏が代表を務める
『動物霊園火葬埋葬法の制定をめざす会』(発足:平成23年8月14日)です。
慈恵院(東京都)・
平和会ペットメモリアル(東京都・神奈川県)・
ペットエンジェルゲイト(東京都・神奈川県・埼玉県)がこの動きに同調しています。

坂川氏によると『私は平成16年からペット葬祭業にも、しっかりとした規制が必要だと環境省に訴えてきました。しかし、動物愛護管理法改正の小委員会出席を前に、この法律の枠組みの中にペット葬祭業を組み入れることは難しく、仮に組み入れたとしても真の規制には繋がらないと判断をしました。現在全国の多くの自治体に存在するペット霊園規制条例、自治体の現状、大気汚染防止法や廃掃法などの関係法令との調整を踏まえながら、動物愛護管理法と人間の『墓地埋葬等に関する法律(墓埋法)』をベースに組み立て、動物霊園をご利用されるご家族様のためにも『動物霊園火葬埋葬法』(動葬法)の制定を目指したい。』とのことです。
現在会で上がっている内容を一部紹介しますと、『許可制』『動物火葬炉の規制』『深夜火葬の禁止』『一般廃棄物からの脱却』『災害対応』等があります。
現在は意見交換会やブログでの呼びかけが主な活動内容ですが、今後は関係省庁、関係団体への働きかけやホームページの立ち上げを行い本格的な活動を予定しているそうです。
関係省庁、ペット業界に幅広い人脈を持つ代表の坂川氏と、歴史と実績のあるペット霊園が共同で行なっていくため今後の動向が注目です。