ペット葬儀・霊園ニュースでタグ「ハクビシン 野生鳥獣の火葬 東京都獣医師会霊園協会 東京都獣医師会 ペット霊園」が付けられているもの

 朝日新聞デジタル                               2015180500

 夜に光る目、額から鼻にかけた白い線、細長い尾。その圧倒的な"侵入力"で東京都心に生息域を広げている野生動物がいる。アジア原産のネコの仲間「ハクビシン」だ。


  ■天井裏に「ふん」、尿や騒音被害も

 都内東部の神社。昨年11月、区が契約する駆除業者が本殿の天井裏に入った。「ふんがありますね」。金網の箱ワナを仕掛けた。お祈りする付近の直上には尿のシミが広がる。「参拝者にしたたり落ちたら大変」と宮司の男性(43)。ビニールを広げていた。

 異変は3年ほど前。天井からネコが歩くような音が響き、太鼓をドンドンと鳴らしても逃げない。小学生の息子らが庭の柿の木に2匹いるのを見た。「タヌキだ」と騒いだのがハクビシンだった。実害が出始めたため、区に相談した。

 区の係長は「拳大の穴でも侵入してしまう隙間が多い日本家屋の被害がめだつ」と話す。住民からの相談が増え、2012年度から箱ワナの設置を始めた。昨年度は80件で16匹を捕獲。今年度も9月末現在、37件で8匹捕った。

 ハクビシンはジャコウネコ科で東南アジアや中国などに生息する。体長は1メートルほど。日本には明治以前にいた記録があるが、毛皮目的に連れてこられ、逃げて野生化した説が有力だ。

 

 ■昨年度駆除相談、東京が最多410件

 野生動物は原則捕獲禁止のため、駆除するには自治体への有害鳥獣捕獲の申請と許可が必要。環境省によると、11年度は全国で9238匹が捕獲された。同年度に捕獲されたイタチ(790匹)の10倍以上だ。

 都環境局によると、新宿のビル街や銀座に近い築地でも目撃されている。都は12年度、区市町村のワナ設置費の半額を補助する制度を始め、昨年度は杉並区など6区市が利用して95匹を捕獲。都は昨年度の防除実施計画で「都内各地に分布していると推定される」と対策の必要性を明記した。

 害虫・害獣防除業者でつくる日本ペストコントロール協会(東京)の集計では、昨年度の駆除の相談件数は全国で855件。東京が最多で410件。次いで埼玉、千葉と首都圏が上位を占めた。協会によると、関西ではなぜかイタチ被害の相談が多いという。

 ■生ゴミがエサに、空き家増も要因

 埼玉県農林総合研究センターで鳥獣害対策を担当する古谷益朗部長は、首都圏の中山間部で農作物被害が目立ち始めた十数年前から、ハクビシンの都心進出を予想していたという。

 8センチの正方形の穴をくぐり抜け、直径0・8ミリのワイヤを渡り、3ミリのワイヤを垂直に登る。生態を調べる実験で高い適応能力を見せた。果実を好むが、雑食で生ゴミも食す。「都会は居心地がいいだろう」

 加えて、空き家の増加が背景にあるとみる。総務省の13年調査で、都内の空き家は約82万戸。5年間で7万戸近く増えた。すみ着いて繁殖するケースもある。

 神社と同じ区の一軒家に住む男性(81)は庭の柿の木などが荒らされ、区のワナで7匹ほど捕まえた。裏の空き家が巣と見られ、「きりがない」と悩む。

 古谷部長は対策として、庭の果樹を放置しないことや、生ゴミ置き場の管理などを挙げる。繁殖場所を絶つのも重要だが、「空き家が減らないと難しい」。生息域は今後も広がると見ている。

 (井上恵一朗)

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  野生鳥獣の火葬について

 東京都獣医師会霊園協会では公益社団法人東京都獣医師会と連携のもと野生鳥獣の火葬、埋葬を取り扱っています。

 路上やご近所でカラスやハクビシンなど野生鳥獣などの死骸を見かけたときは、ご遠慮なく東京都獣医師会にご連絡ください。

 公益社団法人東京都獣医師会 連絡先 電話:03-3475-1701

 東京都獣医師会霊園協会に所属する最寄りの動物霊園(ペット霊園)がお伺いして遺体を引き取り、火葬、埋葬します。


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