petsougi-news: 2018年3月アーカイブ

サーチナ

 中国メディア・捜狐は17日、「日本のペットは世界で最も幸福かもしれない」とする記事を掲載した。記事が日本のペットは幸福だと感じたのは、ペットの葬儀や火葬のサービスの存在が理由のようだ。

 記事は、「故人の遺体を火葬して見送るというのは、今の日本ではとても一般的になっている。そして、現在では、人間のほかにペットも火葬するサービスがあるのだ」とし、実際に飼い主に愛されながら亡くなったネコの火葬の様子を紹介。「スタッフがネコの遺体を火葬台の上に置き、祈祷と供養を行う。それが済むと遺体は火葬炉に入れられ、しばらくすると骨になって出てくる。そして、飼い主が骨をトレーに移すのだ」と説明した。

 さらに、「必要な骨をトレーに移すと、スタッフが白い陶器のコップ型の骨壺を持ってきて、そこに整理した骨を入れていく。そして、すべて入れ終わると、骨壺をきれいな装飾の覆い袋にいれ、飼い主に渡すのである」と伝えている。そして、この飼い主が愛猫の骨を自宅に持ち帰り、生前愛用していたペット用のベッドの上に写真と一緒に飾るとともに「今でも、亡くなったペットのことが愛おしくて仕方がない」と語ったことを紹介した。

 葬儀をしてしっかり火葬し、手厚く葬ってあげるというのは、確かにペットを家族の一員として愛してきた飼い主の気持ちの表れと言える。しかし、だからと言って、人間同様の手厚い葬り方をしないからといって動物に対する愛情がないかと言えば、そんなことはない。ペットが幸せだったかどうかを考えるうえでより大切なのは、生前にどのような飼い方をしたか、ではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
日本のペットは世界一幸せだと思う、だって死んだあとも・・・=中国メディア

3/19(月) 7:35配信

いぬのきもち WEB MAGAZINE

ペットロスを経験したことのある飼い主さんの体験

「まだうちのワンちゃんは元気ですが、死んだことを考えるだけで涙が出ます。いまからどうしようって心配です」

「愛犬を亡くしたことがないので、自分がどうなるかわかりません。家族は『絶対に寝込む』と、いまから心配してます」

「ペットロス」という言葉を聞いたことがあるでしょう。家族同然のペットが亡くなったとき、後悔や喪失感で精神的、心身的にさまざまな症状が起こります。

まだ愛犬が元気なうちは、いなくなったときのことは考えられないですよね。いぬのきもち編集室では、ペットロスを経験したことのある飼い主さん55名に、そのときのお話を聞いてみることに。

どのようにして心が落ち着いたのか、またどのくらいの期間ペットロスが続いたのかなども、あわせて教えてくれました。

ペットを飼っている人には、ぜひ聞いてほしい言葉がたくさんあります。

立ち直れるかどうかは、気持ちの持ちよう

「立ち直る方法は、やはり気持ちの持ちようでした。『あのコは家にきて幸せだった、いまは病気から解放されて好きなものを好きなだけ食べて幸せに暮らせているんだ』と思うようにしました。立ち直るまでは、少なくとも1年はかかりました」


「『かわいそうだ』と思わないようにすること。『愛犬は幸せだったんだ! 』と思うように......。悔やまないように、精一杯の最期を迎えられるようにしてあげることが大切。

愛犬を亡くした数カ月後に新なワンちゃんを迎えて、寂しさは消えていきました」

無理に立ち直ろうとしなくていい

「先代犬が旅立ったのは16年前なので、当時はまだ『ペットロス』という言葉もなかったように思いますが、とにかく泣いて泣いての日々だったと思う。気付いたら立ち直ったのかも」


「無理に立ち直ることはしませんでした。涙が出るときは出し、いなくなったコに独り言で話し掛けたり。亡くなって4年半経ちますがまだ遺骨は家にあり、お花を添えたりしています。

遺骨を供養するか悩んだとき、掛かりつけの獣医さんに『お家に置いてあげたいなら、そうしてあげてください。お家でご家族に供養されてもいいんではないですかね』といっていただき、心が救われ、いまでは2代目ワンコと一緒に遺骨と遺影に向かって話しかけています。

いずれ、私たち夫婦がペットと入れるお墓に連れて行く予定です。まだ先のことですが......」

いままでどおりの生活を送ることで、気持ちにも変化が

「やっぱり、普通の生活を送ること。仕事も普通に行って、第三者と接すること。すると、いつの間にかいつものペースに戻っていく。

気持ちに変化があったのは半年とかですかね......。夢に亡くなった愛犬が出てきてくれました。悲しみが深いときほど、夢には出てこないと聞いて。夢の中の愛犬は、元気でした」

新しい家族を迎え入れて

「散歩の時間になったら体が自然に散歩へ行くようになっていて、『愛犬はもういないんだ......』っていうのが、最低でも3カ月は続きました。

私の場合、2人目の子どもを産んで3カ月ぐらいだったので、ふたりの娘を育てるのに没頭しているうちに、なんとか気持ちを消化できていたと思っています。

笑い話ができるようになるまではかなりかかりましたが、いまではいい想い出となり、新しいコを迎えています」


「たくさん泣いて、忙しく過ごし、映画やテレビなどで犬を見ないようにしていました。7年間新しい家族(ペット)を育てているうちに、気持ちが落ち着いてきました」


「立ち直ってはないですが、落ち着いたのは、亡くなってから2カ月半ほど経ったときに、偶然か必然か、仔猫を道端で保護して迎え入れることになったこと。仔猫との生活でバタバタしてる間に、ふとしたときに悲しくなる、という時間が減りました」

いまでも愛犬がそばにいてくれる気がする

「5年前に愛犬が亡くなり、まだ思い出しては涙ぐむことがあるのですが、時おり足元を掠めるように動く気配を感じ、見守ってくれているのだなと思うとうれしい気分になれました」

ペットロスから立ち直れるかどうか、どれくらいの時間を要するのかーーそれは人それぞれですが、きっかけは見いだせるのだとわかりますね。

「立ち直る」というのは、愛犬がいなくなったことを忘れてしまうのではなく、楽しかった日々をかけがえのない記憶として、笑って思い出せるようになることなのだと思います。

いつか自分にも訪れるかもしれないペットロス。経験者の方の体験談を聞いて、少しでも得られることがあったのならうれしいです。


『いぬのきもちアンケート vol.9』
文/Honoka
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。

いぬのきもちWeb編集室

3/10(土) 7:47配信

NIKKEI STYLE

 ペットも大切な家族の一員。もしも死んでしまったら丁寧に供養したいと考える人が増えている。そんな飼い主や家族の思いを反映してか、葬儀やお墓などは、今やほとんど人間と同様になっている。一方で飼い主の中には、自身の高齢化などに伴って、自分で世話ができなくなったときの愛犬や愛猫らの行く末を心配する人も多い。「ペットの終活」の今を追った。

■病気や老い、死に関するサービスも

 1月末から2月初旬にかけて東京ビッグサイト(東京・江東)で、日経メッセ 街づくり・店づくり総合展「フランチャイズ・ショー2018」が開かれた。フードサービスや小売業などのフランチャイズ(FC)本部が加盟店を募集したり、自社製品・サービスの販売店がビジネスパートナーを募ったりする国内最大級のイベントだ。今回は200以上の会社や団体が出展したが、見どころのひとつがペット関連のサービスだった。

 「私の飼っていた猫のクロちゃんが高齢になって、次第に徘徊(はいかい)や失禁などの認知症症状が出てくるようになった」と話し始めたのは、ペットの訪問介護・看護を展開するCARE PETS(東京・目黒)の藤田英明社長。「自分と同じように、ペットの介護や看護、散歩や食事などの生活面で困っている人が大勢いるのではないか」と16年のサービス開始の経緯を語った。
 一方、その近くでは新車販売店やレンタカー事業を手掛けるカーベル(東京・中央)が、死んだペットの火葬やセレモニーを執り行う「ペットの旅立ち」と名付けた事業で出展。天使の格好をした女性らがサービスの流れや移動火葬車について説明していた。動物病院のフランチャイズや往診動物病院のネットワークを広げたいとブースを設けたのはアニドック(東京・渋谷)だ。これらはペット向けといっても、いずれも病気や老い、死といった終活に関連するサービスだ。

■今や家族の一員、子供の数を上回る

 日本のペットの飼育頭数は犬猫だけで1844万6000頭(17年全国犬猫飼育実態調査、ペットフード協会)を数え、人間の子供(15歳未満)の数(1571万人=17年4月現在)を大きく上回っている。もはや家族の中では子供よりも犬や猫の方が身近な存在かもしれない。しかも長生きになっている。長く生きれば、それだけ飼い主や家族との絆は深まる。

 東京・八王子にある「フランセス・メモリアルTOKYO」は、以前は結婚式場だったが、3年前からペット専用の葬儀場になった。年間で140?150回の葬儀が催されるという。訪ねた日は「ペットレインボーフェスタ」と名付けた終活イベントが開かれており、ペット葬儀の実演があった。ステンドグラスが美しい厳かな雰囲気のセレモニーホールが会場だ。
 祭壇への点灯式、司祭の話、参列者による献花、黙とう、そして賛美歌と人間の葬儀とほとんど変わらない内容だ。違うのはモニターに映し出される映像が犬だということと、参列者に犬連れの人もいることぐらい。たまに吠えたり、うなったり。このホールを使った葬儀の基本料金は、小型犬と猫で10万4800円、中型犬は11万4800円とホームページにある。また、施設内にはペット専用の納骨堂もあり、小さな骨つぼがいくつか置かれていた。

■増える「ペットと一緒に入れるお墓」

 「ペット関連の相談は増えている」と話すのは、墓石・墓所の販売から葬儀、仏壇・仏具まで幅広く手掛けるメモリアルアートの大野屋(東京・新宿)で終活・仏事アドバイザーを務める川島敦郎氏。同社のテレホンセンターで各種の相談にこたえている。「中でも多いのは死んだペットの火葬はどうしたらよいか、そして死んだペットの遺骨の埋葬はどうしたらよいかという問い合わせ」と川島氏。死んだペットは法律上は物と同じ扱いなので、人間のように火葬しなければならないとか、墓地に埋葬しなければならないといった決まりはない。年配者に聞けば、昔はそのまま庭に埋めていたと言うのではないか。だが、今では火葬してお墓に入れるなど手厚く供養したいという人が増えている。

 ペットの火葬は自治体で対応が異なる。火葬場があればそこで火葬してくれるところもあるが、なければ通常の焼却炉でほかと一緒に燃やすことが多いという。飼い主によっては民間の業者に頼むケースもあるようだ。お墓については、以前からペット専用の霊園はあったが、人間と同じお墓にペットを入れるという発想はあまりなかった。最近では同じお墓に入れたいと考える飼い主や家族が増えた。
 霊園の中には使用規則によって人以外の遺骨を入れることを禁止しているところもあるが、ニーズに合わせて人とペットが一緒に入ることができるお墓も目立ってきた。大野屋では03年に東京・町田の霊園でペットと一緒に入る「ウィズペット」と名付けたお墓を始め、今では国内5カ所で展開している。永代供養墓や樹木葬でもペットと一緒に入るお墓が出ている。また、遺骨をミニ骨つぼなどに入れて身近な場所に置く手元供養品のバリエーションも豊富だ。

 ペットの終活というと愛犬や愛猫などの葬儀やお墓を連想する人が多いが、一方で気になるのは飼い主の高齢化に伴ってペットの世話ができなくなった場合の対応だ。

■飼育できなくなった場合の対応は...

 高齢夫婦や高齢のおひとりさまがペットを飼っているケースは多い。前述の全国犬猫飼育実態調査では「あったらいいと思う飼育サービス」について、「高齢で飼育不可能な場合の受入施設提供サービス」「飼育が継続不可能な場合の引き取り手斡旋サービス」などが上位に入った。高齢の飼い主の不安を映しているようだ。かわいがっていたペットを飼い続けられなくなった場合、どうしたらよいのか。まずは自分で引き取ってくれる人や施設などを探すのが基本だろう。施設は保護施設や老犬ホーム・老猫ホームなどが候補だろうか。

 東京キャットガーディアン(東京・豊島)は、行政から引き取った猫の譲渡や新たな飼い主とのマッチングの場である「保護猫カフェ」の運営などを手掛けるNPO法人だ。JR大塚駅から徒歩5分ほどのビルにある保護猫カフェでは、天窓から日が降り注ぐ広いスペースに多数の猫がおり、走り回ったり、寝息を立てていたり。
 同法人は個人から有償で猫を引き取り、再譲渡する事業を15年11月から実施している。「ねこのゆめ」と名付けたこのシステムの費用は1頭27万3600円(税別)。健康に問題がなく、譲渡の見込みが高い3歳以下なら16万3000円(同)で引き受ける場合もある。月3800円で6年間といった積み立ても可能。その場合は満期後に猫を引き取る。「高齢や病気で飼うのが難しくなった人の利用が多い。65歳以上が6?7割を占める」と山本葉子代表は話す。これまでねこのゆめで引き取ったのは約120頭。新たな飼い主に引き渡すのが基本だが、譲渡できない場合は同法人の施設で終生飼育するという。

■飼い主向けの保険や信託、じわり広がる

 こうした飼い主の不安にこたえる金融商品もある。アスモ少額短期保険(東京・渋谷)は飼い主の死亡時や入院時などにペットを施設に入居させたり、預けたりする費用を支払う保険を販売する。名称は「ペットのお守り」(期間1年)。飼い主が死亡した場合は愛犬や愛猫などを託せる身内の人に最高300万円の死亡保険金を払い、その金額をペットの施設入居費用などに充ててもらう。15年4月の発売以来、契約件数は約200件になる。ペットの内訳は猫が6割、犬が2割。60歳女性が保険金額300万円(入院日額5000円)で加入する場合、月額保険料は3892円になる。90歳まで更新可能だが、年齢が上がれば原則保険料も上がる。「施設に心当たりがない場合などは老犬ホームや猫の保護施設の運営会社を紹介する」(業務統括部)という。

 信託制度を使って新たな飼い主にペットの世話をしてもらうサービスもある。まず委託者である飼い主が、家族や友人など信頼できる人を受託者として信託契約を結び、財産を専用口座に預ける。その後、飼い主が死亡したり施設に入ったりしてペットの面倒が見られなくなった場合、あらかじめ決めておいた新たな引受先にペットを引き渡し、受託者は専用口座から飼育費などを新たな飼い主に払う。行政書士らでつくるファミリーアニマル支援協会(福岡市)は、12年9月から「ペット信託」と名付けて手掛ける。
 「最初は高齢の人が対象だと思っていたが、現在は40?60代も多い。成立件数は6年で40件ほど」と代表理事の服部薫氏。受託者や新たな引受先は委託者である飼い主が原則見つける。どうしても引受先が見つからなければ、協会が見学に行ったことがある施設を紹介する場合もある。本部は福岡だが、各地に会員がいるので東京など他の地域からの相談にも対応できるという。

(マネー報道部 土井誠司)


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